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コツボゴケの育て方と増やし方【テラリウム初心者向け】

2023年9月11日

コツボゴケの育て方と増やし方【テラリウム初心者向け】

こんにちは!苔テラリウムの入口:管理人のみさきです。

コツボゴケは人気のある苔のひとつですが、どのように育てればいいのか分からない・・と悩んでいませんか?

そこで今回は、コツボゴケを楽しむための育て方と増やし方についてご紹介します。

初心者でも簡単に始められるコツボゴケの育て方を知りたい方は、ぜひご覧ください!

コツボゴケの特徴

透き通る緑色の葉が綺麗

コツボゴケの育て方と増やし方【テラリウム初心者向け】

チョウチンゴケ科

クローズド:〇
オープン:〇

スギが多い林道のわきや水辺、都市部の公園などにも生えることが多いメジャーな苔。

透き通るような明るい緑色の葉がコツボゴケの特徴です。

透明感のある葉は、水をかけて光に当てるときらきらとした輝きを放ちます。

また、コツボゴケは何かに触れると仮根を出してくっつく習性があります。

みさき
テラリウム容器では茶色い仮根を出すよ!

ですが悪いことではないので、心配しなくても大丈夫です。

粗めの砂を入れると仮根が絡みやすくなり、張っている姿も楽しめるでしょう。

自然の中では地面に這うように広がりますが、テラリウムでは徒長しやすくなることも。

生長が早く、特に春や秋の温暖な季節にはグイグイ伸びます。

ただし、乾燥にやや弱いので注意!全体が乾燥すると、葉が縮れてきてしまいます。

 

コツボゴケの育て方

ふだんの換気が大切

まずは、コツボゴケを育てる容器を用意しましょう。

小さなガラス容器やプラスチック容器が適しています。

ただし、密閉タイプの容器で育てると、湿度が高いので上にひょろひょろと伸びやすくなってしまいます。

まめに蓋を開けて換気をすると、徒長しにくくなるので試してみてください。

また、コツボゴケは湿度が高い環境を好むので、水やりは欠かせません。

土が乾いてきたら、霧吹きで軽く湿らせる程度にしましょう。

そして、徒長して伸びすぎると先端が茶色くなり、そのままにしておくと白いカビが生えてくることも・・・。

茶色くなったりカビが生えた部分は、ハサミで取り除きましょう。

その後に適度に換気をしてあげると、また元気になって新芽も生えてきますよ。

 

コツボゴケの増やし方

株分けが簡単

コツボゴケを増やす方法のひとつに、分けて増やす方法(株分け)があります。

一つの株から複数の株を作ることができるので、まずはしっかりと成長したコツボゴケを選びましょう。

株を分ける時は、根本の部分を優しく引き離します。力を入れすぎると株が傷ついてしまうので注意してください。

分けた株は、新しい容器に植え付けます。

新しい容器には、事前に用意しておいた新品の土を入れておきましょう。

 植え付けが終わったら、新しい株に水を与えます。

水やりの頻度は、元の株と同様に注意が必要です。必ず適度な湿度を保つようにしましょう。

分けて増やす方法は、比較的簡単です。

ただし、株を分ける時には根や葉を傷つけないように注意しつつ、分けた株がしっかりと根付いて成長するように、丁寧にケアをしてあげてください。

 

コツボゴケはテラリウム初心者向け

コツボゴケは湿度の高い環境が好きなので、テラリウムやガラス容器が適しています。

また、コツボゴケは直射日光が苦手なので、明るい場所で間接光を浴びるようにしましょう。

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コツボゴケは初心者でも育てやすい苔ですが、今回のポイントを取り入れることで、より楽しむことができます。

コツボゴケの成長や変化を観察しながら、癒しの時間を過ごしましょう!

 

  • この記事を書いた人

みさき

当ブログでは、苔テラリウムの情報を分かりやすく発信しています。子どもと一緒に苔テラリウム沼にどっぷりハマる。現在5~10種類の苔を育てつつ、繁殖にチャレンジ中。お気に入りの苔はスナゴケとコツボゴケ。

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