こんにちは!苔テラリウムの入口:管理人のみさきです。
シッポゴケは人気のある苔の一つですが、どのように育てればいいのか分からない・・と悩んでいませんか?
この記事では、シッポゴケの育て方や増やし方について分かりやすく解説します。
ポイントを押さえて、一緒にテラリウム作りの第一歩を踏み出しましょう!
シッポゴケの特徴
フサフサした大型の苔
シッポゴケ科
クローズド:△
オープン:〇
森の日陰が大好きな比較的大きな苔。
フサフサとした葉が、動物のシッポのように見えることから名付けられました。
シッポゴケの仲間には「オオシッポゴケ「カモジゴケ」「フデゴケ」などがあります。
半日陰の湿った土の上や木の根元などに群生し、大型でよく目立つのが特徴です。
直立すると茎は10cmに達し、葉は細長く、乾いてもあまり縮れません。
大型のものはヒノキゴケにも似てきますが、シッポゴケのほうが全体的により力強い印象。
乾燥した時は、ヒノキゴケの葉は内側に丸まりますが、シッポゴケの葉は茎に対して直角に広がっていきます。
シッポゴケは自然環境においても比較的繁殖力が高く、適切な環境下であれば増やすことが簡単です。
初心者でも手軽に育てることができるので、育て方や増やし方を知ることで自宅でもシッポゴケを楽しむことができますよ!
シッポゴケの育て方
徒長しやすいので容器選びに注意
シッポゴケはクローズドでは茎が徒長するので、美しく成長しにくくなってしまいます。
オープンタイプの容器のほうが徒長もせず、小型のものは育てやすいのでオススメです。
とはいえ、シッポゴケは湿気を好むので、カラッカラの乾燥した環境では育ちません。
湿度計を使用して、湿度を確認しましょう。
特に冬場や乾燥した季節には、ふだんよりも多く霧吹きで水をかけると効果的ですよ。
白いフワフワは仮根
また、育てている過程で茎の途中から白いホワホワとしたものが出てきても、これはカビではありません。
シッポゴケは、茎の途中から白い仮根が出やすいという特徴があります。
病気ではないので、そのままの状態で見守っていてで大丈夫。心配しないでくださいね!
シッポゴケの増やし方
株分けとトリミングで増やす
シッポゴケを増やす方法としては、「株分け」による増やし方が一般的です。
成長したシッポゴケの株を分けて増やすのが方法ですが、テラリウムでは一年中成長するので、背の低い容器だと短時間で蓋に付くことも。
生長しすぎたらトリミングしてあげてください。
(気づいたらいつでもトリミングしてあげてもOK!)
まずは、シッポゴケの真ん中あたりをハサミで切りましょう。
切り落とした苔は、ピンセットで取り出します。
短くしても二か月ほどで新芽が伸びてくるので大丈夫です。
シッポゴケはテラリウム初心者向け
シッポゴケは、可愛らしい見た目と育てやすさで人気のある苔です。
置いておくだけでなんだか癒される・・という人も多いはず。
もし育てていてシッポゴケが枯れてきたかな?と思った場合は、苔テラリウムが枯れる原因と対処法を分かりやすく解説 を参考にしてみてください!