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良い苔・悪い苔ってあるの?育てやすい苔と避けるべき苔の種類

2024年11月12日

良い苔と悪い苔にはどんなものがある?まとめてみました

こんにちは!苔テラリウムの入口:管理人のみさきです。

これから苔テラリウムを始めたいけれど、「どの苔を選べばいいの?」「育てにくい苔、避けるべき苔ってある?」と悩んでいませんか?

実は、苔にはテラリウムという限られた環境で育てやすい種類と、美しく維持するのが難しい種類があります。

この記事では、一般的に「良い苔(育てやすい苔)」と「悪い苔(扱いに注意が必要な苔)」と言われる代表的な種類を、その理由とともに解説します!

初心者でも育てやすい「良い苔」3選

スギゴケ

 テラリウムで育てやすい苔の代表格がスギゴケでしょう。

杉の葉のような見た目で、ボリュームがあり存在感たっぷり。

半日陰から日向まで幅広い環境で育つため、初心者にもおすすめの苔と言えます。

お手入れも比較的簡単で、長く楽しむことができる種類です。

 

シノブゴケ

 シノブゴケも人気の高い苔の一つです。

美しい緑色が魅力で、湿度の高い環境を好むためテラリウムとの相性は抜群!

日陰でも元気に育ってくれるので、日当たりの悪い場所でも楽しめるでしょう。

成長してもコンパクトなので、小さな容器でも管理がしやすい特徴があります。

参考シノブゴケの特徴と育て方【テラリウム初心者向け】

 

ハイゴケ

 そして見逃せないのがハイゴケ。

横に広がって生育する性質があり、土を選ばない強健さが特徴です。

苔玉作りにも重宝されていて、半日陰から日向まで幅広い環境に対応できます。

地面を這うように広がる様子は、ミニチュアの草原のような雰囲気を演出してくれますよ。

参考ハイゴケの特徴と育て方【テラリウム初心者向け】

 

苔テラリウムでは「悪い苔」になりがちな種類

一方、テラリウムには向かない苔もあります。

ゼニゴケ

ゼニゴケ

ゼニゴケは繁殖力が強すぎて制御が難しく、見た目も好みが分かれるかもしれません。

一度テラリウムに入れてしまうと、他の苔の生育を妨げることもあるため、避けたほうが無難でしょう。

ギンゴケ・ホソウリゴケ

ホソウリゴケ

ギンゴケとホソウリゴケは街中でよく見かける丈夫な苔ですが、密閉型のテラリウムでは意外にも育てるのが難しいことがあります。

また、野外から採取したものには小さな虫が潜んでいることも。

自然界での強さが、必ずしもテラリウムでの育てやすさにつながるわけではない・・ということですね。

 

まとめ:賢い苔選びから始めよう

このように、苔には向き不向きがあるものの、人体に害を及ぼすような「悪い苔」は存在しません。

大切なのは、目的や環境に合った苔を選ぶこと。

テラリウム作りを楽しむために、まずは育てやすい種類から始めてみてはいかがでしょうか?

時間をかけて苔の性質を理解しながら、徐々にレパートリーを広げていくのがおすすめです!

 

  • この記事を書いた人

みさき

当ブログでは、苔テラリウムの情報を分かりやすく発信しています。子どもと一緒に苔テラリウム沼にどっぷりハマる。現在5~10種類の苔を育てつつ、繁殖にチャレンジ中。お気に入りの苔はスナゴケとコツボゴケ。

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