こんにちは!苔テラリウムの入口:管理人のみさきです。
苔テラリウムや苔玉で人気の苔、シノブゴケとハイゴケ。
美しさと丈夫さを兼ね備えたこの二つの苔には、それぞれ独特の魅力があります。
この記事では、シノブゴケとハイゴケの特徴や違いについて解説します。
苔好きの方はもちろん、これから苔を育ててみたい初心者の方も参考にしてみてください。
シノブゴケとハイゴケの違いは?
シノブゴケとハイゴケは、どちらも日本で一般的に見られる苔ですが、それぞれ異なる特徴があります。
シノブゴケの特徴
シノブゴケは三角形の葉を持ち、全体的に繊細な印象を与える苔。
日陰や半日陰の湿った環境を好み、岩や倒木の上に横に這うように群生します。
乾燥に対しては比較的強く、初心者でも育てやすいので、苔庭や苔玉、テラリウムなどのインテリアとして広く利用されています。
ハイゴケの特徴
いっぽうで、ハイゴケは地面に沿って広がる性質を持ち、黄緑色や黄褐色の平らな群落を形成します。
茎は横に這い、約10cmまで成長します。
日当たりの良い場所から半日陰まで幅広い環境に適応し、乾燥にも強いので、芝の代替としても利用されることも。
管理が比較的簡単なところも特徴で、乾燥時でも見た目の変化が少なく、苔本来の美しさを保てるのもポイント。
苔庭や苔玉、テラリウムなど、多様な用途に適した汎用性の高い苔です。
シノブゴケとハイゴケの比較
それぞれの特徴を比較すると以下の通りです。
特徴 | シノブゴケ | ハイゴケ |
---|---|---|
生育環境 | 日陰や半日陰で湿った環境を好む | 日当たりの良い場所から半日陰まで適応 |
耐性 | 乾燥に比較的強い | 乾燥や日光に強く、管理が容易 |
用途 | 苔庭、苔玉、テラリウム | 苔庭、苔玉、テラリウム |
外観 | 繊細な葉で三角形の形状 | 黄緑色や黄褐色の平らな群落を形成 |
シノブゴケとハイゴケはどちらも育てやすい苔ですが、環境への適応性や管理のしやすさに若干の違いがあります。
見た目の美しさを重視するならシノブゴケ、育てやすさや汎用性を重視するならハイゴケがオススメです。
どちらを選ぶかは、育てる場所の環境条件や個々の好みにもよるので、お気に入りの苔を見つけてください♪