こんにちは!苔テラリウムの入口:管理人のみさきです。
ホウオウゴケは人気のある苔のひとつですが、どのように育てればいいのか分からない・・と悩んでいませんか?
この記事では、ホウオウゴケの育て方と増やし方について詳しく解説します。
基本的なお世話や注意点を押さえることで、初心者でも楽しむことができますよ!
ホウオウゴケの特徴
高さのある容器は見栄え◎
ホウオウゴケ科
クローズド:◎
オープン:〇
葉色は乾燥すると黒緑色で、濡れると光沢のあるしっとりきれいな羽をした苔。
伝説の鳥、鳳凰の羽の形をしていることが名前の由来です。
比較的大きいので、高さのある容器だと見栄えが良いでしょう。
野生では湿った斜面や沢の水辺などに自生していて、水を好みます。水中でも生きられるので、熱帯魚店で販売されていることも。
いっぽうで、乾燥にとても弱いので、乾かないように気をつけましょう。
乾燥しても葉は縮れませんが、湿っていると光沢が強くて美しい苔です。
日陰でも育ちやすく、成長もゆっくりなのでテラリウム初心者にもオススメです。
ホウオウゴケの育て方
とにかく乾燥に注意
ホウオウゴケはクローズドでも変異が少ないのが特徴です。
大型のものを選んだ場合、オープンでは乾燥しやすいので、丈を低くして植えましょう。
そして、テラリウム内の湿度を保つために、定期的な水かけが欠かせません。
ホウオウゴケは湿度の高い環境を好むため、乾燥しないように注意しましょう。
特に夏場や乾燥した季節は要注意です。
もし極端な乾燥を繰り返してしまうと、葉の先端が茶色くなってしまうことも・・・。
茶色くなった部分はハサミで切り落として、なるべく乾燥させないように育てましょう。
土がびしょ濡れの状態でも問題ないので、しっかり水分を与えてくださいね。
光量は控えめでOK
ホウオウゴケは半日陰~日陰でも充分育ちます。
比較的弱い光にもなじみやすいので、玄関や北側の部屋にも設置可能です。
白色LED照明の下でも育つので、鮮やかな緑色を楽しみたい人はぜひ使ってみてください!
参考【2024年】苔テラリウムに使うLED照明ライトおすすめ4選
ホウオウゴケの増やし方
ホウオウゴケの増やし方は、巻き付け法と蒔きごけ法の2つがあります。
増やしたい場所や環境に合わせて、適した方法を選んで挑戦してみてください。
巻き付け法
ホウオウゴケは仮根が出やすいので、石に着生させて楽しむこともできます♪
まずは、ホウオウゴケを増やしたい場所に、巻きつけるための石を用意しましょう。
次に、ホウオウゴケの茎を石に巻きつけます。
茎を巻きつける際には、強く締めすぎないように注意してください。
巻き付けた後は、水やりをしっかりと行い、十分な湿度を保つようにしましょう。
成長すると、ホウオウゴケが巻き付けた部分から新しい茎や葉が生えてきますよ!
蒔きごけ法
まずは、ホウオウゴケの茎を細かく切り分けます。
切り分けた茎を用土の上に均等に散らし、軽く押し付けましょう。
その後、水やりを行い、十分な湿度を保つようにします。
うまく育てば、切り分けた茎から新しい茎や葉が生えてきますよ!
ホウオウゴケはテラリウム初心者向け
ホウオウゴケは特徴的な形と特徴があるので、他の苔と区別がつきやすく、初心者でも育てやすい苔です。
日本国内でも比較的手に入りやすく、育てるのも難しくはありません。
基本的なお世話や注意点を押さえることで、初心者でも楽しむことができるはずです!