こんにちは!苔テラリウムの入口:管理人のみさきです。
苔が茶色になったとき、どうすれば復活させることができるのか・・悩みますよね。
そこで今日は、苔が茶色になる原因と復活させる方法についてお話しします。
苔の健康を守るためにも、早いうちにチェックしておきましょう!
苔が茶色になる3つの原因
苔が茶色くなる原因はいくつかありますが、考えらえるのは主に3つ。
乾燥による茶色化
苔は「湿度」の高い環境が好き。
なので、乾燥で水分がなくなると苔は茶色く変色してしまいます。
乾燥に強い苔でも、乾燥した日が長く続いたりすると変色することも・・・。
特に、暖房がきいた冬場の室内は乾燥しやすいので注意が必要!
極端に暑くなったり、急激に乾燥すると苔は茶色くなりやすいということですね。
光不足による茶色化
苔は光合成で成長しているので、適切な光が必要です。
苔テラリウムも真っ暗な場所では生きられませんし、光が弱い場所では貧弱になってしまいがち。
直射日光は苔にとってダメージが大きいということはよく知られていますが、逆に光が不足すると光合成がうまく行えず、茶色くなってしまうことも・・。
短時間の光では不十分なので、ある程度長い時間明るい場所を用意しましょう。
目安としては「8~10時間程度」明るい場所が理想ですね。
生まれ変わりによる茶色化
新芽が出てきて古い葉が茶色くなる場合もあります。
いわゆる苔の「老化」ですね・・。
では、一度老化してしまったら終わりか?というと、もちろんそんなことはありません。
苔そのものが元気であれば、下のほうから新芽が育ち、やがて新しい葉が開き置き換わっていきます!
老化が原因で先端が茶色くなってきた場合、気になるようであれば茶色い部分を切り取って大丈夫。
ただし、茶色い部分だけを切るつもりが、生えてきた新芽を一緒に切ってしまうこともあり得るので、気をつけてください。
茶色くなった苔を復活させるには?
茶色になってしまった苔を復活させるには、次の方法を試してみてください。
水分管理で乾燥対策
乾燥が原因の場合は、苔に合わせた水分管理を心がけましょう。
苔は基本的に葉っぱや茎の部分から水分を吸収しているので、「苔全体」が潤う程度に霧吹きで水を与えてあげてください。
ただし、底が水浸しになるのは与えすぎなので要注意です!
与えすぎた時はスポイトやテッシュで吸い取れば問題ありません。
詳しくは、苔に水をやりすぎてしまった時の症状と対処法についてを参考にしてみてください。
光の量を調整する
光合成をスムーズにできるように、光の量を調整してください。
直射日光は避けて、間接的に光が当たる場所に置けるといいですね。
日照時間が短い冬場は、蛍光灯やLEDライトを使って光を足してあげるのもオススメです。
参考【2024年】苔テラリウムに使うLED照明ライトおすすめ4選
枯れた苔の処理はどうすればいい?
苔の復活には限界がある
茶色になった苔が復活する可能性はありますが、すべての苔が復活するわけではありません。
むしろ、一度茶色くなった部分が緑色に戻る可能性は低いというのが現実・・。
どんなに待っても復活しない時は、茶色い部分をカットしてトリミングしましょう。
容器の中にハサミを入れて切り、切り落とした部分をピンセットで挟んで取り出してください。
そのまま放置すると全体に広がったり、カビが発生してしまうので要注意です。
また、葉が茶色になった苔は、見栄えがあまりよくないと思う人もいるかもしれません。
でも、自然界では緑と茶色が混ざっているのは普通だったりします。
茶色くなった部分も「味」として残してあげるのも、良い選択肢だと思いますよ・・!
仮にその景観が好ましくないのであれば、新しい苔に植えなおしましょう(汗)
苔はいつも緑であるとは限らない
最後にもう一度まとめます。
【 苔が茶色になる3つの原因 】
原因① 乾燥による茶色化
- 苔は乾燥すると茶色に変色する
- 特に冬場の暖房が効いた室内は乾燥しやすい
- 極端な暑さや急激な乾燥も原因
原因② 光不足による茶色化
- 苔は光合成で成長し、適切な光が必要
- 光が不足すると光合成ができず茶色になる
- 8~10時間程度の明るい場所が理想
原因③ 生まれ変わりによる茶色化
- 苔は生まれ変わるために成長し続ける
- 茶色い部分を切る時に新芽を切らない
【 茶色くなった苔を復活させる方法 】
- 乾燥が原因なら適切な水分管理を心がける
- 霧吹きで水を与え、水浸しにはしない
- 光の量を調整し、直射日光を避ける
- 冬場は蛍光灯やLEDライトでOK!
個人的な結論を言うと、苔はそんな簡単に枯れません。
ましてや、すぐに死んだりしません。
「苔はいつも緑であるとは限らない」ということを頭に入れておくとお手入れが楽になりますよ・・!