こんにちは!苔テラリウムの入口:管理人のみさきです。
苔を育てている人なら、水やりのタイミングを失敗することはきっとあるはず。
特に水をやりすぎてしまった場合は、その対処法を知っておくことが大切!
そこで今回は、苔に水をやりすぎてしまった時の症状と対処法についてお伝えします。
しっかりと対策を取りながら、苔を健康的に育てていきましょう!
苔に水をやりすぎた時の症状
変色もしくはカビが発生する
苔は湿度の高い環境を好みますが、水分が多すぎると変色してしまう原因になります。
そうなると、苔の色が褐色や黒っぽく変わってしまうことも・・・。
もしくは湿気がこもって苔が傷んだり、カビが繁殖してしまうこともあります。
水やりの頻度は、苔の種類や環境によって違うので注意が必要です。
水をやりすぎた時の対処法
続いて、水をやりすぎた時の対処法を紹介します。
余分な水分を吸いだす
もし容器内の土が水浸しになっているようなら、水のやりすぎです。
すぐにスポイトやペーパーなどで余分な水分を吸いだしましょう。
基本的に、苔の水やりは表面が乾いたら行うようにしてください。
また、苔の水やりの頻度は季節や環境によって異なります。
夏場や乾燥した環境では、水分がすぐに蒸発してしまうので、水やりの頻度を増やす必要があります。
いっぽうで、冬場や湿度の高い場所では水分があまり乾かないので、水やりの頻度を減らしましょう。
目安としては、春と秋は週に1回程度、夏は3~4日に1回、冬は10日に1回程度がベストです。(蓋付きの場合)
苔の状態を観察しながら、適切な水やりのタイミングを見極めてくださいね。
光の当て方を見直す
また、苔の長期的なケアのポイントとして、日光の当たる場所に置くことを意識しましょう。
苔は光合成を行うので、成長するためには適度な光が必要。
しかし、直射日光は苔を傷つけることがあるので、適度な日陰を与えましょう。
(もし直射日光が苔に当たってしまうと、変色の原因になります)
適度な日光を与えるためには、日陰に置くか、日光の当たる時間帯を避けるなどの工夫が必要です。
参考苔テラリウムの置き場所はどこがいいの?オススメの場所と注意点
苔の水やりでよくある質問
苔の水やりは霧吹きでいいの?
基本の水やりは、霧吹きで与えて大丈夫です!
特に、葉が縮れてしまうタイプの苔の場合は,、霧吹きでしっかり水をあげるようにしましょう。
例)ヒノキゴケ、シノブゴケ、ハイゴケなど
苔は葉や茎から細胞に直接水を取り込むので、苔全体に水がかかるように与えてください。
縮れやすい苔の場合は2〜3日に1度、霧吹きで葉に直接水分を含ませてあげてくださいね。
苔の水やりは水道水でも大丈夫?
苔の水やりは、基本的には水道水で問題ありません。
塩素を心配される人もいるかもしれませんが、水道水に含まれる塩素は微量なので、苔に悪影響はないでしょう。
もし心配な場合は、数日程度、汲み置きすると塩素の影響がなくなります。
もしくは、精製水を使うのもオススメです。
精製水とはイオン成分や細菌などをろ過や蒸留によって除去した水のことで、苔にとって丁度良いphをキープすることができます。
水質が心配な場合には、水やりに精製水を使用してみてください。
まとめ
最後にもう一度まとめます。
苔は基本的に水を好む植物ですが、やりすぎると変色やカビの原因になります。
【 水をやりすぎた時の症状 】
- 苔が水分過多で変色して褐色や黒くなる
- 過剰な湿気でカビが繁殖しやすい
【 水をやりすぎた時の対処法 】
- 水浸しになったら余分な水分を吸い取り、土を乾かす
- 苔の種類や環境に合わせつつ、表面が乾いたら水を与える
- 春と秋は週に1回、夏は3~4日に1回、冬は10日に1回程度
- 直射日光を避けて日陰に置くか、光の当たり方を調整
水やりの頻度は季節や環境によって異なるものの、基本的には乾いている時に水を与えるようにしましょう。
さらに、苔の成長を促すためには日光の管理も大切!
日陰に置くか、日光の当たる時間帯を避けるなどの工夫をしてみてください。
苔の水やりには注意が必要ですが、適切な管理を行うことで長く楽しむことができますよ!
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