こんにちは!苔テラリウムの入口:管理人のみさきです。
苔が黒くなる原因が知りたい・・と悩んでいませんか?
今日は苔が黒くなる原因と対処法についてお話しします。
苔の様子を注意深く見ながら、ひとつひとつ確認していきましょう!
苔が黒くなる原因は?
苔が黒くなった。でも原因がわからない・・
でも、知らず知らずのうちに、苔が黒くなる原因を作ってしまっていることもあります。
考えられる原因をそれぞれ見ていきましょう。
環境の変化
苔は比較的お手入れが楽な植物ですが、それでも環境が急激に変化してしまうと黒くなることがあります。
主に考えられるのは3つですね。
- 日光不足
- 極度の乾燥
- 過剰な水分
たとえば、日光不足。
苔は日陰を好むものもありますが、ある程度の光は必要です。
長時間暗い場所に置かれると光合成が不十分になり、黒くなることがあります。
(レースのカーテンやスリガラス越しなど、やさしい光が入るような場所がベスト!)
また、苔は湿度が高い環境が適しているので、乾燥した状態が続くと水分が不足し、苔の細胞がダメージを受けて黒くなることも・・。
エアコンの風が直接当たる場所で育成しないようにしてください。
逆に、水分が過剰になってしまうと根腐れを起こし、黒くなってしまう可能性があります。
風通しの良くない所に長時間置いておくと「蒸れ」で変色してしまうことがあるので、気をつけましょう。
特に、夏場は湿った状態で高温になるとサウナ状態になり、蒸れてしまうので要注意です!
虫や栄養不足
苔の黒くなるのは、虫や栄養不足が関係していることもあります。
たとえば、苔を食べる虫が容器内に入り込み、被害を受けた部分が黒くなることがあります。
食害が広がると苔全体が黒く見えることも・・。
黒くなった苔をそのまま放置していると、カビが発生する可能性もあります。
もし苔が他の植物と一緒に生えている場合は、光や水分を奪われてしまうこともあるので、その結果黒くなることもあるでしょう。
苔テラリウム初心者の人は、まずは「1種類の苔を1つの容器に植える」ことから始めてみてください。
苔それぞれに育て方が違うので、もしトラブルが発生した時も原因を特定しやすくなります。
苔が成長してくると増やすこともできるので、バリエーションが豊かになりますよ!
黒くなった苔の対処法
苔が黒くなってしまった場合でも、緑の状態に戻せる可能性はあります。
苔の生長はとにかくゆっくりなので、焦らない気持ちも大切です!
環境を整える
まずは、苔が元気に育つように環境を整えましょう。
日の光を受けられる場所に移動して、湿度を保つために霧吹きで水を与えてください。
また、苔の種類や環境によって、水やりの量や頻度が異なります。
土の湿り具合を確認しながら、適切な水やりを心がけましょう。
虫&カビ対策
黒くなった苔を復活させるためには、虫やカビ対策も必要です。
虫が原因の場合、ピンセットで用心深く虫を取り除いてください。
もしフンが見つかったら、殺虫剤を使って駆除しましょう。
家庭用園芸の殺虫剤でも問題ありませんが、イモムシに効くタイプがオススメです。
もしカビが原因であれば、カビの発生源を取り除き、通気性を良くすることで対処できます。
葉の先端に白いものが付いていたらカビなので、ハサミですべて残さず取り除いてくださいね。
詳しくは、苔テラリウムが白くなる原因と対策を分かりやすく解説を参考にしてみてください!
まとめ:ふだんのお手入れが大切
最後にまとめます。
【 苔が黒くなる原因 】
原因① 環境の変化
- 急激な環境変化が苔を黒くしている
- 日光不足や長時間の暗さは光合成不足になる
- 乾燥や過剰な水分も細胞にダメージあり
原因② 虫や栄養不足
- 虫による食害や栄養不足が原因
- 虫の被害が拡大すると、全体が黒く見える
- 黒化した苔が放置されるとカビ発生率アップ
【 黒くなった苔の対処法 】
- ほどよく光が当たる場所に移動
- 湿度を保つために霧吹きで水を与える
- 虫が原因ならピンセットで取り除く
- カビが見つかったらハサミで切る
- 発生源を取り除いて通気性を確保!
きれいな苔を維持するためには、日常のお手入れが欠かせません。
苔が黒くなってしまっても、焦らず適切な対策を行うことが大切です。
苔の様子を注意深く見ながら、緑の森を取り戻すために頑張りましょう・・!