こんにちは!苔テラリウムの入口:管理人のみさきです。
オオシラガコケは人気のある苔の一つですが、どのように育てればいいのか分からない・・と悩んでいませんか?
そこで今回は、オオシラガコケを楽しむための育て方と増やし方についてご紹介します。
基本的なお世話を覚えれば初めての方でも育てることができるので、ぜひ挑戦してみてください!
オオシラガコケの特徴
葉先が白くなる個性的な苔
シラガゴケ科
クローズド:◎
オープン:〇
オオシラガゴケは比較的大きくなる種類で、同じ仲間のホソバオキナゴケと比べると存在感があります。
乾くと葉の先が白くなり、新芽も白っぽい色で、生長が進むと少しずつ淡い緑色に変化します。
苔にしては白いので、まるで長老のような姿に。
とはいえ、白髪と呼ぶには申し訳なくなるほど茎が伸びて、立派な姿になります。
乾燥したら葉先がより一層白くなりますが、元気に生長している葉も白っぽいので心配しなくても大丈夫。
最近ではテラリウムに適した苔として注目されています。
カビなどのトラブルもほとんどなく、とても育てやすい苔ですよ!
オオシラガコケの育て方
密植&過剰な水やりはNG
オオシラガゴケは、密植すると蒸れてしまうのが原因で、うまく育たないことが多いと言われています。
なので、一本ずつピンセットではさみ、苔同士が近づかすぎないように余裕をもって植えましょう。
また、土がびしょびしょになるほどの水やりは痛みの原因になるので、控えめにしてください。
クローズドでは水分をこまめに与えると緑や濃くなる傾向があり、逆に水を控えめにすると白色が強くなります。
クローズドのほうが徒長が起こりにくいので、手軽なクローズド栽培にはピッタリです。
オオシラガコケの増やし方
切り戻し or 移植法で増やす
オオシラガゴケは、ある程度伸びると水分が先まで届きにくくなり、元気をなくすことがあります。
そういった時は、ある程度育ったら切り戻し(茎の途中で切って土に植えなおす)を行うのがオススメです。
また、一般的なオオシラガゴケの増やし方には、移植法(元の株を分割して増やす)を使います。
まずは、オオシラガゴケを小さな塊に分けます。
続いて根を軽く土に埋め、植え付けましょう。
直射日光が当たらない、涼しい場所で育てたほうが上手くいきますよ!
まとめ:オオシラガコケはテラリウム向き
オオシラガゴケは比較的大きな苔の一種で、その葉先は乾燥すると白くなることが特徴です。
新芽は最初は白っぽい色をしていますが、成長すると徐々に淡い緑色へと変わっていきます。
この特徴的な白さは、葉の元気な状態を表しているので、心配する必要はありません。
テラリウムの装飾としてもカビなどのトラブルが少なく、非常に育てやすいのでオススメです!