こんにちは!苔テラリウムの入口:管理人のみさきです。
テラリウムで苔は欠かせないものですが、すべての苔が適しているわけではありません。
そこでこの記事では、苔テラリウムで悪い影響を与える種類とその理由を解説します。
メンテナンスしやすいテラリウムを作るためにも、ぜひ参考にしてください!
悪い影響を与える苔の特徴
一般的に「悪い苔」といわれる苔には、主に3つの特徴があります。
- 見た目が悪い
- 繁殖力が強い
- 管理が難しい
まず、見た目が気持ち悪いと感じる人が多いこと。次に、繁殖力が非常に強くて急速に広がるので、駆除が困難なこと。
そして、日々のメンテナンスが複雑になり管理を難しくなること。
こういった特徴が、単独または組み合わさることで、苔に「悪い」印象がつきます。
要注意!悪い種類といわれる苔4選
ここからは、苔テラリウムを作る時に注意したい苔の種類について解説します。
ギンゴケ
ギンゴケは美しい銀白色の光沢を持ち、乾燥に強いという特徴があります。
しかし、この特徴がテラリウムでは問題になることも。
たとえば、テラリウムの閉鎖的で湿度の高い環境では、ギンゴケが急速に成長するので、他の植物のスペースを奪ってしまう可能性があります。
とにかく生命力が強く、テラリウム内の繊細な生態系のバランスを崩す恐れも・・。
ハイゴケ
ハイゴケはその名の通り、這うように広がり、マット状に生育する苔。
一見、悪い印象はないのですが、テラリウムでの使用には注意が必要です。
ハイゴケは成長が速く、テラリウム内のスペースをすぐに覆ってしまいます。
また、密集して生えるので、光や水分のバランスを崩しやすい傾向もあります。
ゼニゴケ
ゼニゴケは、円盤状の平たい体を持つ特徴的な形の苔で、薄い層を形成しながら広がります。
成長が速く、テラリウムの地面を素早く覆ってしまいがちで、繁殖力が強いことから「悪い苔」とされることが多いですね。
また、見た目が独特で、テラリウムのデザインと調和しないことも悪い印象を与えてしまう原因かもしれません。
ジャゴケ
ジャゴケは湿った場所を好み、葉状体が重なり合って生育する特徴があります。
そして何よりも、ジャゴケ自体の存在感が強いというのがマイナスの印象に・・。
多くの人がその見た目を「(蛇のウロコのようで)気持ち悪い」と感じることから、他の苔や装飾との調和が難しいでしょう。
人に悪い影響を与える苔はある?
一般的に、苔自体が人体に直接的な悪影響を与えることはありません。
日本で見られる一般的な苔には毒性がなく、観賞用として室内で楽しむ分には問題ないでしょう。
(苔は食べても美味しくないので、食料として利用されることは少ない)
ただし、苔を採取する場所によっては、微生物や虫が潜んでいることがあるので、室内で楽しむ時にはしっかり洗浄しましょう。
個人的にはネット専門店やAmazon等で購入することをオススメしています。
参考苔テラリウムを売ってる場所はどこ?注意点とおすすめの買い方
しっかり下準備をして楽しもう
今回紹介した苔は、見た目が悪い、繁殖力が強く駆除が難しい、管理が難しいといった理由で「悪い苔」として有名です。
ですが、苔自体が人体に直接的な悪影響を与えることはほとんどありません。
苔をテラリウムで楽しむ時には、しっかりと洗浄してから使用することで、微生物や虫による問題を避けることができますよ!