こんにちは!苔テラリウムの入口:管理人のみさきです。
苔の種類はどのぐらいあるのか知ってますか?実は、日本にはたくさんの苔の種類があります。
そこで今日は、そんなよくある苔の種類をいくつか紹介します。
小さな緑の世界の奥深さを、一緒に覗いてみましょう!
苔にはどんな種類がある?
驚くべきことに、日本には約1,700〜1,800種類もの苔が自生していると言われています。
この数字だけでも、苔の世界は多様だということが伝わってきますよね!
苔は大きく分けて、蘚類(せんるい)、苔類(たいるい)、ツノゴケ類の3つに分類されます。
それぞれの苔には面白い特徴があり育つ場所によって姿も変わるので、専門家でも「これはどの苔かな?」と悩むこともあるのだそう。
よくある苔の種類は?
それでは、よくある一般的な苔の種類を見ていきましょう。
スナゴケ
スナゴケは、小さな星屑のような形が特徴的な苔。
日当たりの良い場所を好み、コンクリートや岩の上によく生えています。
初心者でも育てやすいので、苔の栽培を始めたい人におすすめです。
直射日光や暑さ寒さにも強く、苔の生育環境として厳しいと言われる屋上の緑地素材としても利用されることも◎
シッポゴケ
シッポゴケは、その名の通りフサフサとしたシッポのような美しい葉を持つ苔。
動物の尻尾のような形状の葉が特徴で、山林の腐葉土上や半日陰の環境によく自生しています。
明るめの場所で育ち、苔テラリウムの中~後景に使うのがオススメです。
コツボゴケ
コツボゴケは、苔テラリウムで定番の苔のひとつ。
透き通るような明るい緑色の葉が特徴的で、水をかけて光に当てると葉がキラキラと輝きます。
地面に這うように広がり、成長が比較的早いので、苔テラリウムの景観を引き立てる名脇役としてよく使われています。
タマゴケ
タマゴケは、苔テラリウムで特に人気の高い苔のひとつ。
明るい黄緑色の葉を持ち、柔らかく優しい印象があるので、女子にも人気です!
最も特徴的なのは「朔(さく)」と呼ばれる胞子体で、適切な管理をすれば、かわいらしい球状の朔を楽しむことができます♪
ホソバオキナゴケ
苔テラリウムでよく使用される定番の高い苔の一つで、「山ゴケ」の名前でも流通しています。
細長い葉が特徴的で、他の苔と組み合わせることで美しい景観を作り出すことができます。
成長がゆっくりなので、のんびりマイペースに苔と向き合いたい人にオススメです。
シノブゴケ
シノブゴケは、定番の苔のひとつとして知られています。
マット状に広がり、繊細に枝分かれする姿が特徴で、その観賞価値が高さが一番の売りです◎
比較的成長が早く、石や苔壁などへの着生が容易なので、苔ならではの変化を楽しむことができます。
ハイゴケ
ハイゴケは、庭苔や苔玉、苔テラリウムなど幅広く使用される汎用性の高い苔。
緑色の細い茎が密生して美しい緑のカーペットのような外観を作り出し、高さは2〜3cm程度で横に広がるように成長します。
乾燥にも比較的強く、回復力があるので、初心者でも扱いやすい苔として知られています。