こんにちは!苔テラリウムの入口:管理人のみさきです。
シノブゴケは繊細な美しさを持つ人気の苔。
その特徴や育て方を知ることで、テラリウムで美しく育てることができます。
そこで今回の記事では、シノブゴケの魅力と、初心者の方でも楽しめる育て方のポイントを紹介します。
シノブゴケの特徴
繊細で美しい苔
シノブゴケ科
クローズド:△
オープン:◎
細かく枝分かれする繊細な葉が特徴的なシノブゴケ。
苔玉や盆栽に使う園芸用の苔としても知られています。
自然界の中では、シノブゴケは地面に沿って這うように広がっていきます。
しかし、テラリウムのような小さな容器で育てると、上に向かってどんどん伸びてしまい、本来の美しい枝分かれが見られにくくなってしまいます。
また、シノブゴケは水分にとても敏感。乾燥すると、葉の先端が茶色くなってしまいがち。
茎が容器の壁に触れると、そこから仮根と呼ばれる小さな根を出す性質があります。
シノブゴケの育て方
オープンタイプ(蓋なし)で育てよう
シノブゴケを育てる時には、環境に気を配りましょう。
密閉性の高い容器で育てると、上に向かってひょろひょろと伸びすぎてしまう傾向があります。
そのため、少し手間はかかりますが、「オープンな環境」で育てるほうが、シノブゴケ本来の美しい姿を楽しむことができます。
育て方のポイントとしては、直射日光を避け、明るい半日陰に置くのが理想的ですね。
乾燥と多湿に注意
水やりは3日から1週間に1度程度、行いましょう。
シノブゴケは乾燥にはある程度強いのですが、湿った環境のほうが美しい緑を保ちやすいです。ただし、用土が乾燥しすぎないよう注意が必要です。
もし葉が伸びすぎてしまった場合は、ハサミで思い切ってカットしてもかまいません。
短く切ってすっきりとさせることで、成長を促すことができます。
また、シノブゴケは多湿も苦手!
1日に1回、5分程度の換気をしてあげると、徒長しにくくなるので試してみてください。
今回お伝えした小さな工夫を重ねることで、シノブゴケの美しい姿を長く楽しむことができるはずです♪