こんにちは!苔テラリウムの入口:管理人のみさきです。
密閉型テラリウムに向いてる苔を知っていますか?
この記事では、密閉型テラリウムに向いている苔と注意点について解説します。
これから挑戦する初心者の人は、ぜひ参考にしてください!
テラリウムの種類について
大きく2種類ある
まずテラリウムの種類は、大きく2つに分かれます。
- 蓋つきの容器を使うオープンテラリウム
- 蓋なしの容器を使う密閉型(クローズド)テラリウム
それぞれメリット・デメリットがあるので違いを見ていきましょう。
オープンタイプと密閉タイプの違い
オープンタイプと密閉型タイプでは、育てられる植物や管理方法が違います。
まず、オープンタイプは熱がこもりにくいので、置き場所の選択肢が広く、自然環境下での成長に近い姿を楽しむことができます。
ただ、乾燥しやすく葉先も傷みやすいので、お世話のハードルがやや上がるのが難点・・・。
いっぽう密閉型タイプは容器内で湿度が保たれるので、水やりは2~3週間に1度で大丈夫なのがポイント。
蓋が付いているので虫が出入りするリスクも少なく、食卓やデスク横にも問題なく置くことができます。
エアコンを使用している室内や、乾燥しやすい場所にもオススメです!
初めてテラリウムを作るのであれば、まずは密閉タイプで作ってみましょう。
最近では、こんな感じ↓の「蓋付き&LEDライト付き」のテラリウムも人気です!
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蓋は代用できる?
苔テラリウムの蓋は代用することもできます。
ラップや蓋の代わりになるものを容器に被せると湿度をキープできますよ!
ちなみに、被せるものは中の様子が分かるように「透明」を推奨します。
旅行や出張など毎日の水やりが出来ない時にも試してみてくださいね。
密閉型テラリウムにおすすめの苔
苔の種類によっては、密閉タイプにあまり向いていない種類もあります。
下の種類の苔は多少形が変わることもありますが、密閉タイプでもうまく成長してくれる苔たちです。
密閉型に向いている苔
密閉型に向いていない苔
密閉型テラリウムの注意点
密閉型テラリウムは熱がこもりやすい
密閉型テラリウムは熱がこもりやすいので、明るくて風通しの良い場所に置いてあげましょう。
直射日光が当たってしまうと、中がサウナ状態になって死んでしまうので要注意です。
蓋がついているので、水やりは2~3週間に1度程度でOK。
霧吹きで葉っぱ部分にかけるようにしてくださいね。
完全密閉するのはアリ?
苔テラリウムで使う容器は、完全密閉ではなく適度な通気があるものがベスト。
というのも、密閉された容器は特殊な環境。
気密性が高すぎると苔がヒョロヒョロと徒長しやすくなってしまいます・・。
もしくは、仮根がいたるところから出てきたり、葉の色が抜けて脱色することも。
本来の姿とは違う姿に成長してしまう可能性があるので、蓋付きの容器を用意して適度に換気をしてください。
ときどき蓋を開けて空気の入れ替えを行うと、丈夫に育ってくれますよ!
密閉型テラリウムは初心者にオススメ
最後にもう一度まとめます。
【 オープンテラリウムの特徴 】
- 熱がこもりにくい
- 自然な環境下での成長に近い姿を楽しめる
- 乾燥しやすく葉先が傷みやすい
【 密閉型テラリウムの特徴 】
- 水やりは2~3週間に1度でOK
- 虫が入るリスクが少ない
- 食卓やデスクに置くこともできる
密閉型テラリウムは管理が比較的簡単なので、初めての人でも気軽に始めることができます。
ただし、苔の種類によっては密閉タイプに向かないものもあるので、事前に苔の種類について調べてあげてくださいね。
自分なりのアレンジを加えながら、オリジナルのテラリウムを作ってみてください!