こんにちは!苔テラリウムの入口:管理人のみさきです。
ホソバオキナゴケは人気のある苔の一つですが、どんなふうに育てればいいのか分からない・・と悩んでいませんか?
そこで今回は、ホソバオキナゴケの特徴や育て方について解説します。
ポイントや注意点を押さえて、美しいホソバオキナゴケを育てましょう!
ホソバオキナゴケの特徴
こんもりとした小さな山
シラガゴケ科
クローズド:○
オープン:◎
苔庭の代表種で、スナゴケ・スギゴケとともに三大苔のひとつと言われています。
こんもりとした密なコロニーを作り「小さな山」のような苔です。
まるで苔のじゅうたんのような雰囲気もあるかもしれません。
ヤマゴケという名前で盆栽用として広く流通していて、テラリウムでは芝生のような景色を作る時に大活躍します。
柔らかくて光沢のある緑葉は、乾燥しても縮れないので、見た目はあまり変わらないでしょう。
また、乾燥に強く、それほど明るさも必要ないので、屋内で育てるテラリウムにピッタリ。
生長も遅いので、小さな容器でも長く楽しめます。
ただし、水が多いと色が悪くなるので与え過ぎに要注意です。
気長にじっくりつきあえるので、初心者におすすめの苔として有名ですね!
ホソバオキナゴケの育て方
まずは苔下にある汚れを取り除く
まずは、苔下にある汚れを取り除きましょう。
というのも、下にある茶色い部分には古い苔が堆積して汚れているから。
ピンセットで丁寧に取り除くのも良いですし、ハサミでばっさりと切り落とすのもOK。
そして、用土は2センチほどで大丈夫です。充分育ちます。
あとはピンセットで挟めるサイズにちぎり、容器の底に当たるまで差し込みます。
なるべくすき間をあけないように植えたほうが、仕上がりが綺麗ですね!
もしくは、苔を塊のまま土に張り付ける方法も有効です。
より簡単で植え付けの時間も短縮できるので、ペタペタと押さえながら土によくなじませてください。
最後に、霧吹きで苔全体が軽く湿るように水やりをすれば完了です!
お悩み① 茶色に変色した時は?
ホソバオキナゴケは乾燥に強く、半日陰程度の日光でも生きていける苔です。
枯れる原因は主に3つありますが・・
「水のあげすぎ・直射日光・環境の変化」
このいずれかに当てはまると思って良いでしょう。
詳しくは、ホソバオキナゴケが茶色くなった時の対処法と枯れる原因を確認してみてください。
お悩み② 白くなることもある?
テラリウムの中でホソバオキナゴケを育てていると、白くなることもあります。
心配になってくると思いますが、慌てなくても大丈夫です!
主な原因としては、乾燥して白っぽくなってきたことが考えられます。
注意点も合わせてホソバオキナゴケが白くなる原因について考察してみましたで解説しています。
ぜひ参考にしてみてください!
ホソバオキナゴケは初心者にピッタリ
最後に、ホソバオキナゴケの特徴と育て方をまとめます!
【 ホソバオキナゴケの特徴 】
- 密なコロニーを作り、小さな山のような見た目
- 乾燥しても縮れず、見た目が安定している
- 生長が遅く、小さな容器でも長く楽しめる
- 乾燥に強く、多くの明るさも必要としない
- 水が多いと色が悪くなるので水やりは注意
【 ホソバオキナゴケの育て方 】
- 苔下の古い苔や汚れをピンセットで取り除く
- 土がついていれば水洗い
- 用土を2センチ程度用意し、苔をちぎって植えるか、塊のまま土に張り付ける
- 苔を植えたら霧吹きで軽く湿らせる
ホソバオキナゴケは、その視覚的な特徴と育てやすさから多くの人に愛されています。
また、育て方もシンプルで乾燥耐性もあるので、初心者でも手軽に楽しむことができますよ!